Unity+Oculus+MMD とりあえず書き留めておく場所

Unity+Oculus+MMD VRでキャラクターと遊ぶ

Oculus Rift ゆるふわ体験会その2 ~巨大ステージをあがったりさがったり

 

Oculus(比較的女子向け)体験会。

二回目を、先日行いました。

 

 


Oculus Rift DK2 ゆるふわ体験会 その2 : ATND

 

 

体験者の皆さんの反応は、相変わらずの阿鼻叫喚の渦で、主催としては大変ありがたかったです。


#銀座オキュ まとめ - Togetterまとめ

反応まとめはこちら!(ありさとさん、ありがとうございます!)

 

 

・今回はやっと表でデモできる自分のノートを購入しましたので、それを使用しました。

「ALIENWARE」の17インチです。

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 ピンクの電源タップも買った!!移動用のキャリーケースも買った!!

やはり人に借りるよりも、自宅で全部セッティングしていけるので安心感があります。

人に機材を借りて現地にデータを持っていき…ってやると絶対当日何かあってアタフタするはめになるので!!これでもう平気!!勝つる!!

大型のキャリーに入れて移動したのですが、コロコロ転がすので案外楽なんですけど、駅の階段が…つらいです…(距離のある場所はエスカレーターやエレベーターあるけど、ちょっとした短い階段が結構ある!!)

右腕に筋肉がつきそうだと思いました。

 

 

さて、体験者の皆様に見ていただく内容は今回も前回とほぼ同じ、キャラクターモデルが体験者をじっと見つめてくれて、手を振ってくれるというような内容だったのですが、今回はちょっと仕掛けのあるものをひとつ作ってみました。

 

きっかけは、体験者の方からあった「このステージをOculusで見てみたい!」というご要望です。

 

それが、まきがねさん作のこちらのステージ。

穹窿ステージ

MMDで画像を撮ってみましたが、大きすぎて(縦が長すぎて)画面に入りきらない…そんな巨大で美麗なステージです。

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この中にモデルを一体読み込んで、とりあえずいつものようにデータを作ってみました。

Unityでデータを作る時にOVRPlayerControllerを使っているので、キーボードの矢印キーを使い、ゲームをプレイしているようにこのステージの中を視点だけ水平移動することが出来ます。

なかなか上手く操作するのが難しく、柱にぶつかりそうになると、Oculus着けると本当に「ぶつかる!」って一瞬思うのが不思議。まあ、通り抜けちゃうんですが。

 

それを使ってしばらく遊んでいたのですが、せっかくこれだけ天井の高いステージ、体験者が「上昇」できたら面白い。

…と思っていたら、「5」キーと「6」キーで、下降・上昇ができるというじゃありませんか!!

CameraContorollerの「Use Player Eye Hight」という部分のチェックを外せば、ちゃんと5.6で上昇下降できるようになりました。

 

それで、しばらくは天井のガラスの方まであがってうわー!とか楽しんでいたんですけど、「下降」をやってみると、どんどん下に潜ることもできる。設定上の「床」を通り抜けて、その下にも。

 

これって、床の下に何か置いても面白いんじゃないだろうか…

 

と思いつき、やってみたのがこちらです。

 

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Unity上の画面スクリーンショット

ステージを、床を介して鏡合わせになるように2つ配置しました。そして、キャラクターモデルも上と下に鏡合わせに配置

床があるので、下に潜らないと、下に何かあることはまったくわかりません。

 

iPhoneでUnity画面を撮影したもので見にくいですが、下の画面が体験者視点です(※実際はもちろん周囲を見まわしたり真上真下を見たりできますが、これはUnity上での再生画面なのでまっすぐ前だけ見た状態)。

 

体験者にはOculusを着けてもらい、操作をするのは私。

まずぐわーっと上昇し、キャラクターを見下ろしたり、まわりを見回してもらったり近づいてきた天井などを見てもらう。

透明のエレベーターで上昇しているような、不思議な感覚を味わっていただきます。

ひと通り見てもらい、それじゃあ降りますね!と言って下降。

床に着地するかと思いきや、そのままゆっくりと潜ると、下には鏡合わせの世界に、もう一人のキャラクターが…!という演出。

 

上に立っている青いジャケットのキャラクターにはHeadLookが入っているので、上の画面でよく見ると、体験者が上昇・下降するのに合わせて顔が上下に追いかけているのがわかると思います。

Oculusでゲームやアプリを作ってらっしゃる方にはなーんだ、と思われるような、コンテンツとも言えないような単純な作りだと思いますが、実際にキャラクターのファンだと、とても盛り上がるものです!

 

一度ひとりにやってもらったら皆さんやりたい!と言ってくださいましたが、なにぶん重い!!巨大なステージ2つとエフェクトを何も考えずポーンとブチ込んであるので、パフォーマンスチューニング何それおいしいの?な結果fpsは20~30くらいしか出ていません( ;∀;)

Oculusで体験すると結構ガクガクしますが、そんなことはものともせず、みなさんとても楽しんでくださったようでした。

今度もうちょっと勉強して、もう少しfpsあげたいです…

 

ステージ使用許可をくださったまきがねさん、ありがとうございました!!

大人気でしたよ!!

 

 

いま、またこれとは別の、少し手を掛けたコンテンツを作っています。

モーションが主体で、キャラクターのファンじゃない人には別になにも面白くないかもしれませんが(*´∀`*)

 

そちらの方に関してはまた、のちほど。