HeadLookのON/OFFメモ
やりたいと思ってるお友達のためにメモ。
アニメーション機能をだいぶ使ったので、単純に出来るはずと思ったHeadLookのオンオフが、上手くいかない。
モデルを選択し、Animationタブを開き、新たにプロパティを追加してHeadLookを操ろうとしても、モデル自体のモーションキーだけが表示されてしまい、そこにプロパティを追加できないのだ。
というわけで、アニメーションのレイヤー機能を教えてもらった。
まず、モーションも入れてHeadLookもセッティングまで終わった状態。
Animatorタブを見るとこんな感じになってると思います。
①左上の「Layers」から新規レイヤーを作ります。
これは1つのモーションに別のモーションを重ねたい時に使う機能らしいです。
「+」のところを押すと、もともとあったBaseLayerに加えてNewLayerってのが出来てます。
歯車アイコンから小さなウィンドウが出てくるので、Weightを1にします。
②Projectタブの上で右クリックするとCreateできるので、そこから「Animation」で「New Animation Clip」を作ります。
これを、モーションデータを移動する時と同じように、Animatorタブの画面にドラッグ・アンド・ドロップします。
新しく作ったレイヤーの中に、新しいアニメーションのクリップが入った状態。
そうすると、下のAnimationタブに「New Animation」が加わっているのがわかります。
③New Animationを選択するとこのような画面になりますので、「Add Property」から「HeadLookControllerTarget」(バージョンによってはこの名前じゃないかも)の「Effect」の項目を選択し、プロパティを作ります。
(このEffectってところの右の方に「+」マークが隠れているので、下のバーを動かして+を表示させて押してください。
やっとキーが打てる状態になりました。
これで、「モデルに乗っかってるHeadLookCotrollerのコンポーネントの適用具合をいじれる状態」になったのです。
Hierarchyタブでモデルを選択すると、インスペクタにはずらっとコンポーネントが並びます。HeadLookCotrollerTargetというコンポーネントを探し…
ここの「Effect」という数値が「1」の状態が通常状態。
(ここでは下の目用の設定は、あんまり動くとおかしいので0.4になってますね)
この状態でAnimationタブにキーを打っていきます。
上の数値は秒数です。最初は横軸の数値が0:01~とかかもしれませんが、このタイムラインの上でマウスのスクロールホイールを動かすと、軸の数値が広がったり狭まったりします。1:00が1秒なので、動かしやすい軸の設定にしましょう。
④縦軸の赤いラインを動きを設定したい部分に持って行きます(横軸の秒数の数字のあたりをクリックします)。そして、キーがあればキーを選択(青くなります)。
キーがなければ、設定したい場所で右クリックすれば「Addkey」の表示が出てキーを打てます。
そのまま、右のインスペクタの「Effect」の数値を変えます。
0にすればHeadLookが効かなくなるし、0.4とかにすればおさえめな感じに。
こんな要領で、タイムライン上のHeadLookの適用度合いを操作することが出来ます。
ただ、このタイムライン、何度も言うけど死ぬほど使いにくいので注意してください。
それと、このAnimationタブの下にある「Curves」ってところを押すと、カーブ表示も出来ます。
便利なようで…便利じゃないようで…便利なような…
使い勝手に関してはコメントを差し控えたいこの機能。便利な時は便利です(察してください)。
勝手に補間をしてくれるのはいいのですが、時々悪さをします。
急激に0→1とかにした場合、カーブが勝手に大きな弧を描いて、自分の中では0→1→0なのになぜか0→1→2→12→2→0とかになってる時があります。
こんな感じ↓ カーブのラインが振りきれて上の方にいっちゃってる。
そんな時はこうやって、あれになっちゃってるキーの点を右クリックし、「Auto」から「Flat」にします。
だいたい荒ぶってる部分の両端の点をFlatにすると、落ち着いてくれます。
ほかにも色々アニメーション機能の罠はあるのですが、とりあえずここまでで。